2013年8月17日土曜日

100冊読書 15/100 『Twitter社会論~新たなリアルタイム・ウェブの潮流~』 津田大介

読破っ!!
『Twitter社会論~新たなリアルタイム・ウェブの潮流~』津田大介(メディアジャーナリスト)洋泉社
発行:2009年11月
難易度:★★☆☆☆
ページ数:191ページ
 
【本のテーマ】
ツイッターとはいったい何なのか?
オバマ大統領をはじめとして、著名人や公的機関、大企業も使い始めたツイッター。
いったい何が起こっているのか、これからどうなるのか。
いちはやくTwitterを使い始め「tsudaる」という流行語を生みだした著者が読み解く。
  
【キーワード】
Twitter、リアルタイム、オープン、「tsudaる」、0.5次情報、ガイドライン、ポリシー、
情報流通インフラ、P2P、
 
【目次】
はじめに
第一章:ツイッターとは何か?
第二章:筆者のツイッター活用術
第三章:社会に広がるツイッター・インパクト
スペシャル対談:勝間勝代×津田大介
おわりに
 
 【概要】
第一章では、ツイッターの歴史と特徴をのべていた。
ツイッターの特徴として6つ①リアルタイム性②伝播力が強い③オープン性④ゆるい空気感⑤属人性が強い⑥自由度が高い、をあげていた。
 
第二章では、著者のツイッターとの向き合い方が述べられていました。
著者も最初のうちはどのようなことをつぶやくのか、「人間関係の距離」に悩んだが、もっと「自由に使う」ことを意識し、活用法を5つに分類した。①現状報告「今なにしてる」②時事ニュースなどに対する感想③アイディア、提案、教訓、冗談④イベントの中継⑤自分の活動の告知
④はネット上で「tsudaる」=社会的意義の高いカンファレンスをツイッターで中継する行為
という言葉が生まれるほどに流行した。著者が「tsudaる」のメリットとして、①フォロワーが増える②要約のために内容をよりしっかり聞くようになる③議事録の効率化をあげていた。
また、「tsudaる」を著作権的にも考察していた。
 
第三章では、メディアの役割を見つめ直し、ツイッターの影響について考察していた。
メディアやジャーナリズムの持つ役割として①伝達機能②監視機能③構築機能(理論を導く)の3つをあげ、ツイッターがその3つの役割を果たしている具体例を挙げていた。しかし、ツイッターの情報は「0.5次元」的なものであり、「0.5→1」にする作業をメディアやジャーナリズムが行い、そこにいかに付加価値をつけられるかが今後の課題となってくると述べていた。ツイッターはメディアを駆逐するのではなく、補完するものであると認識し、情報に対して謙虚になることの重要性を述べていた。また、企業がツイッターを利用するパターンには①直接型②間接型③内部型④情報収集型の4種類あると述べていた。どのパターンにおいても、ツイッターの利用方法があまりにも自由すぎるため、独自の「ガイドライン」や「ポリシー」を明文化しておくことが重要だとのべていた。しかし、企業がツイッターを使うことで、P2P(peer to peer)的な個人と個人のつながりを作り、顧客の生の声を聞くことができ、また、社員の個人の声を届けることができる。と述べていた。しかし、活用方法に正攻法はなく、各社試行錯誤を繰り返して活用することが大切だ。と述べていた。
 
勝間氏との対談では、二人がTwitterを始めたきっかけや、Twitterから得られたものについて、
また、Twitterをどのように捉えているかについて話していた。
 
【感想】
ある調査によるとtweetの40.55%が「何を食べた」などの「意味のないtweet」であるという結果がでたという。のは興味深かったです。ツイッターの特徴の③のオープン性では、ツイッターに使われているプログラム(APIというらしい)を公開することで、関連するアプリがたくさんでている。ということを知りました。また、リアルタイム検索による情報集めという新たな情報収集方法がある。
というのも興味深かったです。
自分自身ツイッターの使い方がわからず、下手に手を出すとトラブルになりそうだという危機意識でなかなか手を出せずにいたのですが、この本を読んでTwitterの全貌が少し見え、「もっと自由に」使っていいんだと思い。また使ってみようと思いました。
 
【個人的理解度】
70%
 
【個人的評価】
80点

Twitterに対して理解が深い著者の話は大変ためになりました!
使い方の提示を聞けて自分もトライしてみようと思いました。

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