104/200『輝く夜』百田尚樹
読破!!
『輝く夜』百田尚樹(作家)
発行:2010年11月 講談社文庫
難易度:★☆☆☆☆
感動度:★★★☆☆
共感度:★★★☆☆
個人的評価:★★★☆☆
ページ数:210ページ
【本の紹介】(裏表紙より抜粋)
幸せな空気感溢れるクリスマスイブ、恵子は7年間働いた会社からリストラされた、さらに父さんの危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない、平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが――。
5編の泣ける奇蹟。
【目次】
第一話 魔法の万年筆
第二話 猫
第三話 ケーキ
第四話 タクシー
第五話 サンタクロース
【感想】
ロマンチックな短編集でした。
舞台はクリスマス、それぞれの主人公は女の人。
それぞれの話に情熱的ではないけれども、ほっこりするような恋愛のエピソードが描かれていた。
文章構成や話の構成も、一辺倒ではなく、それぞれ新しい描き方にチャレンジしている。
そういう印象を受けました。
「奇蹟」的な展開にどこか醒めてしまいながらも、でも、読むだけで人の優しさに触れられたような気がして、暖かい気持ちになれる本でした。
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